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どこでも使えるドキュメントスキャナー:キヤノン imageFORMULA DR-150
紙が多すぎて整理が追いつかないなんて、もう言い訳にもなりません。
あふれかえる紙資料を一括して PDF やJPEGなどに変換してくれるドキュメントスキャナーはもはやオフィスの常識といってもよいですし、 家庭でも一家に一台の時代がやってきているのではないかと思います。
これまで紙については「取っておく」「捨てる」という選択肢以外に「どうするか考えておく」という三つ目のやっかいな分類がありました。 この三番目の選択肢がある限り、机の上や家の中は決して整理できません。そこで我が家では自分と家内に一台ずつスキャナーを用意して、 このいわゆる天国にも地獄にもいけないリンボーの状態の紙を「スキャンして捨てる」ということをおこなってきました。 「どうするか考えておく」という選択肢を「スキャンして捨てる」という選択肢に置き換えることで、 紙に関するストレスを大幅に減らすことができるようになったのです。
いつでも、どこでもスキャンしたい
しかしたいていのスキャナーには大きな欠点があります。それは機械の大きさです。 机の上に常駐させるにはあまりに大きい割に、常に使うわけではないのでどうしても「邪魔」という意識が強くなります。 また、ほとんどのスキャナー・ドキュメントスキャナーの類は前面・後面パネルなどがあるせいで 周囲に何もおくことができないというデメリットがあります。せっかく整理している机の上の貴重な空間を奪われているのに等しいわけです。
毎日大量の書類をスキャンしている人ならば、机の上にスキャナーを常駐させるための場所をとる意味はあるかもしれません。 しかし経験的にいえば、ふだんのスキャンは 10 枚程度ということがほとんどでしょう。ふつうの家庭ではもっと小さく、 すぐに取り出し、手軽に扱うことができるドキュメントスキャナーを使う方が現実的なのです。
そこで試してみたのが、キャノンのドキュメントスキャナー imageFORMULA DR-150 です。 DR-150 といえば先日の Evernote の日本におけるローンチイベントでも、デフォルトで Evernote に取り込む機能が注目されていた製品です。
DR-150 が競合する他のドキュメントスキャナーに比べて勝っている最大のポイントは手軽に持ち運べる点です。 使わないときは引き出しに隠せますし、片手で取り出して机の上にセッティングすれば、USBケーブル一本でスキャンできるという手軽さ。 これがあれば、いつでも、どこでも利用できそうです。筐体によけいな突起部分が存在しないので、ふだんは本棚や引き出しの狭いスペースに収納しておくのもよいでしょう。 また、あなたがモバイルで活躍する人なら、多少スペースは必要ですが鞄にいれて出張に持ち歩くということだって可能かもしれません。

たとえば上の写真は、うららかな春日和で書斎の机に座っているのが億劫な日に取ったものですが、 ベッドのうえで USB ケーブル一本で写真をとりこんでいます。お見せできないのが残念ですが、 横で私はだらだらと身を横たえてスキャン結果が DR-150 経由で Evernote に取り込まれるのを待っているところでした。 ちょっとしたロードテストというわけで、近所の公園でも使ってみました。降り積もる桜、小川のせせらぎ、子どもたちの歓声。 機器の構成は変わっていないのですから使えて当然なのですが、周囲とのギャップが大きくて、 これはいろんな場所で利用出来るのではないかと発想が広がりました。ただ、桜の花びらをスキャンすることはさすがにまだできませんね(笑)。

手元に引き寄せることができるスキャナー
二週間近い利用の中で、DR-150 は「手元に引き寄せて使う」ことが多いのだということに気づきました。 他にもさまざまなスキャナーは存在しますが、ほとんどは利用する側が「スキャナーの方に行く」のでなくては使えません。
DR-150 は逆に、利用する場所にスキャナーを引き寄せて使うのが基本になります。 整理整頓をしている本棚の目の前で、手紙の整理をしている居間で、だらだらと領収書の整理をしている寝室で。 デスクトップよりもノートパソコンの利用が多くなっている今、多くの人にはこうした利用方法の方が現実的でしょう。
これをもう一歩推し進めると、当然ほしくなってくるのが WiFi への対応だといえます。 外部アタッチメントなどという無粋なものをつけなくても、本体に内蔵した WiFi でスキャンした文書が Eye-Fi カードのように自動的に Evernote に アップロードされれば、さらに一本ケーブルがなくなり、生活を簡単化できます。さらにわがままをいうなら、 バッテリーを内蔵することで完全にコードレス化することができればさらに利用方法は広まりそうです。
さて次回は、今回の発見をもとに、DR-150 のちょっと意外な使い方について考えてみたいと思います。
※写真のスキャンについて
ドキュメントスキャナーで写真をスキャンすることはできますが、写真に傷などがつく恐れがありますのでご注意ください。



